春になると、進学や就職で一人暮らしを始める人が増えますよね。
一人暮らしに必要な家電はいくつかありますが、家電の代名詞ともいえる炊飯器!これをあえて準備しない人も多くなってきています。
炊飯器って本当に必要なのかな?
実は炊飯器がなくても、美味しいご飯を作れる方法はたくさんあります!
限られたキッチンスペースを有効活用したい方や、家電の数を減らしてミニマルな生活を送りたい方に向けて、この記事では炊飯器が不要と言われる理由や炊飯器の代用品などを紹介していきます。
- 【一人暮らし】炊飯器が必要ないと言われる理由
- 【一人暮らし】炊飯器の代わりになる便利アイテム3選!
- 【一人暮らし】代用品の選び方のポイント
- 【一人暮らし】炊飯器なし生活のメリットとは?
- 【一人暮らし】炊飯器を持たないデメリット
【一人暮らし】炊飯器が必要ないと言われる理由
- お米を食べる習慣が少ない(ごはんよりパンや麺派)
- 自炊しない(外食や市販の惣菜で済ます)
- 炊飯器がなくても他の方法でお米は炊ける
- お米を洗ったり、炊飯器の掃除など手間をかけたくない
このように、炊飯器が必要ないと言われるのは4つの理由からです。
ハンバーガーやピザ、ラーメンなど、ご飯を口にしない食事は今やたくさんありますよね。
仕事・勉強、外で疲れて帰ってきて、そこから自炊も大変です。
- 他の方法なら安い炊飯器より美味しく炊ける
- 初期費用がかかる(一人用炊飯器は相場5000円~)買わなければ費用ゼロ
- 毎回一人分(1合)に時間と手間をかけるのは効率が悪い
- 炊いたごはんを保温する必要がない
- スペースの節約になる(炊飯器はコンセントも占有する)
- 手入れが面倒(内窯・加熱板・蒸気口は凹凸で洗いにくい)
「土鍋で炊いたごはんは美味しい」とよく聞きます。
炊飯器も性能は良くなってきているので「まずい」ことはありませんが、土鍋に比べると味は落ちますし、性能で買うと高くつきます。
一人用だとリサイクルショップでも5000円で売っていますね。
一人分のごはんなので、すぐ食べきってしまうし、余ったとしても、ラップして冷蔵・冷凍で保存できるため、保温の機能は必要なくなります。
炊飯器は場所もとるし、コンセントも占有してしまいます。
そして、手入れが面倒なのです。
一人暮らし=自炊=炊飯器!
このような考え方が一般的ですが、方法さえ知っていれば炊飯器がなくてもお米を食べられます。
【一人暮らし】炊飯器の代わりになる便利アイテム3選!
- 普通の鍋やフライパン
- 電子レンジ用炊飯器
- 鍋(土鍋、圧力鍋)
簡単に分けるとこの3つの方法になります。
一つずつ説明していきます。
普通の鍋やフライパン
大体常備されていると思いますが、なければ簡単に買うこともできます。
蓋付という点が重要です。
炊飯自体は20分ほどでできますが、火加減調節が必要で、事前準備など合わせると1時間ほどかかります。
- 研いだ米を浸水させる(約30分水に浸す)
- 米と水を入れる(水は指の第一関節が浸かるくらい)
- 蓋をして強火にかける
- 沸騰したら弱火にして5分加熱
- 再度、強火で1分加熱して火を止める
- 蓋をしたまま10分蒸らして完成
電子レンジ用炊飯器
電子レンジで加熱するだけでごはんが炊ける専用容器です。
100円ショップでも購入できるので、手間とお金がかからないのが良いですね。
1合なら15分ほどでできます。(米を水につけたり蒸らしたりは時間がかかりますが)
- 研いだ米と水を容器の中に入れる(分量は説明書に従う)
- 蓋をして電子レンジで加熱する
- 加熱後に数分蒸らして完成
少しでも費用を抑えたい人や「たまにごはんが食べたい」人にはおすすめですね。
土鍋や圧力鍋
土鍋
熱伝導効率が良く、水分を逃がさずにごはんをふっくらと炊き上げられます。
- 米を洗って、浸水させる(30分ほど水に浸す)
- 米を水を土鍋に入れて強火にかける(水は指を入れて第一関節が浸かるくらいの量)
- 沸騰したら弱火にして15分ほど蒸らす
- 火を止めてさらに10分ほど蒸らしたら完成
最近は一人用土鍋も売っているので、ひとつ買っておくのも良いかもしれませんね。
電気圧力鍋
数分~数十分でごはんが炊ける調理器具です。
浸水を省いて調理した場合、10分程度でごはんが炊けます。
時間の節約になるし、炊飯器をキッチンの周りに設置する必要はありません。
- 研いだ米を浸水させる(約30分水に浸す)
- 規定量の水と米を圧力鍋に入れ強火にかける
- 圧力がかかってから3~5分待つ
- 火を止めて10分蒸らして完成
他の調理にも使えるので、自炊が好きでまめに調理をする人は買うのを検討してみてください。
圧力鍋は初心者向きじゃないわね
【一人暮らし】代用品の選び方のポイント
自分が何を優先したいかをまず確認しましょう
- 費用を抑える
- 時間を節約する
- 手間をできるだけ省く
- 味を追求する
- 場所をとらない
何を優先する? | 鍋・フライパン | 電子レンジ調理器 | 土鍋 | 電気圧力鍋 |
---|---|---|---|---|
費用を抑える | ◯ | ◎ | △ | × |
時間の節約 | △ | ◯ | ◯ | ◎ |
手間を省く | △ | ◯ | △ | △ |
味を追求する | ◯ | △ | ◎ | ◯ |
場所をとらない | △ | ◯ | △ | ◯ |
何を優先するかは、本当に人それぞれです。
優先したいものを2つほど選び、自分には何が向いているのかを検討してみてください。
例えば、時間と手間を省きたいというなら電子レンジ調理器が向いていますね。
【一人暮らし】炊飯器なし生活のメリットとは?
- 場所をとらない
- 炊飯器以外でごはんが炊けることを知った
- 鍋で炊くごはんがおいしいことを知った
- 鍋なので掃除が楽
- 鍋で炊くと使用後にキッチンが広々する
- ごはんから遠のく(ダイエットしたい人などに良い)
- 外食で好きなものが食べられる
まずは場所の確保が必要なくなるので、スペースが広々します。
一人暮らしの部屋は収納も少ないしスペースも狭いので、嬉しいメリットですよね。
そして、炊飯器以外でもごはんが炊けるという気付きがあります。
鍋などは丸ごと洗えるので手入れも楽ですよね。
自炊せず外食派の人は、食べたいものを選べたり、栄養を考えて食べ物を選ぶことができます。
自炊するとどうしても栄養が偏ってしまうので、外食や惣菜を買ってくる方が栄養バランスは良い場合が多いです。
【一人暮らし】炊飯器を持たないデメリット
- 外食などにお金がかかる
- 手間がかかる
- 毎回仕上がりに差が出る
- コンロや電子レンジを占有してしまう
- 鍋で炊くと後片付けや掃除が面倒
お金がかかる
外食や買ってきた惣菜などで済ませる人は、その都度お金がかかります。
見てると他のものも欲しくなり、大して必要ないものも買ってしまったり…。
毎日のことになると、かなりの出費になりますよね。
炊飯器を持たない一番のデメリットだと考えられます。
手間がかかる
炊飯器以外で炊くのに「炊けるまで離れられない」ということです。
鍋など、途中で火加減の調整が必要で、時間がきたら火を止めないといけなかったりで、作っている間に他のことができません。
電子レンジの場合もなんとなく不安が残り、外出ができません。
スーパー惣菜などおかずは既に用意できているのに、ごはんのしあがりだけを待つのはけっこう苦痛です。
毎回仕上がりに差が出る
鍋でごはんを炊くと「すごく美味しい」ときと「ちょっとイマイチ」なときがあります。
気温差や微量な水の量でベチャっとしたごはんができてしまうものです。
ベチャっとしたものが出来てしまうとテンションも下がりますね。
コンロや電子レンジを占有してしまう
1Kのワンルームなど、台所のコンロが1口しかない場合もあります。
鍋でごはんを炊くと、コンロがふさがってしまい、同時進行でおかずの調理ができなくなってしまいます。
電子レンジも同様で、おかずの温めが同時にはできません。
ごはんを炊き終えてから、次おかずします~では時間が勿体ないですよね。
鍋で炊くと後片付けや掃除が面倒
鍋でごはんを炊くと、吹きこぼれなどで鍋の外側(五徳)が汚れてしまうことがあります。
電子レンジも同様に、吹きこぼれで容器の外までこぼれ結果レンジの内側全部掃除する羽目になることも。
こういうことが続くと嫌になりますよね。
まとめ:【一人暮らし】炊飯器は必要ない?代わりに使える調理アイテム3選!
炊飯器がなくても、お米を炊く方法はたくさんあります。
鍋や電子レンジ用炊飯器、土鍋や電気圧力鍋を使えば、自分のライフスタイルに合った方法で美味しいご飯を楽しめます。
炊飯器なしの生活には、スペースを有効活用できるなどのメリットがある一方、手間がかかるといったデメリットもあるため、自分の食生活や優先事項に合わせて、購入するかどうか検討してみてください(^^)
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