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老健の看護師がしんどい・きついと言われる理由は?仕事内容や夜勤についても解説

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老健で働く看護師から勤務が「しんどい・きつい」という声が聞かれます。

その理由を探ると、仕事内容や夜勤に潜む厳しい現実が浮かび上がってきます。

実際、筆者も8年間老健で働きましたが忙しくてしんどかったです。

この記事では老健看護師が「きつい・しんどい」と言われる理由について私が勤務していた老健の情報も交えながらお伝えします。

この記事でわかること
  • 老健看護師がきつい・しんどいと言われる理由
  • 老健看護師の仕事内容
  • 老健看護師の夜勤
  • 老健看護師の精神的な負担とは
目次

老健の看護師がしんどい・きついと言われる理由は?

老健の看護師が「しんどい・きつい」と言われる理由は以下の4つです。

  • 医療ニーズの高い入居者が多い
  • 入所・退所が多い
  • 高齢者の身体的なケアが必要であるため作業が重労働
  • 夜勤が長時間でハード

医療ニーズの高い入居者が多い

老健は在宅復帰を目指したリハビリ目的の入居者様が利用するイメージですが、実際は医療ニーズの高い入居者様も多いです。

高齢者の中には慢性疾患や生活習慣病を抱えている人が多いためです。

そのため、看護師は医療的な処置や健康管理など様々な面で入居者様をサポートする必要があります。

また高齢者は認知症や身体機能の低下など様々な問題を抱えていることがあります。

そのため看護師はそれぞれの入居者様の状態やニーズに合わせたケアを提供する必要があるため、多職種との連携が必要不可欠です。

入所・退所が多い

老健は介護が必要な高齢者が在宅復帰を目指す施設です。

介護施設の中では入居期間が短く、原則3ヶ月と定められています(長期で利用される方もおられます)

そのため、1日の入所と退所が多いため入退所の手続きや入居者様の把握などで時間に追われることも多いです。

1日に入退所が5~6件なんてザラにあったよ。

高齢者の身体的なケアが必要であるため作業が重労働

老健の看護師は入居者様の排泄ケアや食事介助・入浴介助など介護士さんと一緒に行います。

特養看護師は現場には入らないんだけどね

そのため思っている以上にハードです。

夜勤が長時間でハード

特養の看護師は夜勤をしなければいけません。

ほとんどの老健では二交代を取り入れているため夜勤時間は15時間という長丁場になります。

夜勤中に行う仕事については以下で説明します。

このように老健の看護師は体力的にハードな業務が多いため「しんどい・きつい」という印象があるのかもしれません。

老健の看護師の仕事内容は?

老健での看護師の仕事内容として以下の5つがあげられます。

  • 入居者の健康管理
  • 入居者の受診対応
  • 内服薬の管理
  • 入居・退居前のカンファレンス
  • 様々な処置

入居者の健康管理

当たり前ですが、老健の看護師のいちばんの役割は「入居者の健康管理」です。

高齢者は持病に加えて、肺炎や尿路感染、心不全や脳血管障害などさまざまな病気になりやすいです。

入居者の普段の様子を把握し、以上の早期発見につながるよう努力が必要です。

入居者の受診対応

入居者様の健康管理をして行く中で体調不良や状態の変化があればすみやかに主治医に報告します。

医師の指示で病院受診や検査などを行いますが、看護師が付き添い介助します。

内服薬の管理

入居者の薬全般、看護師が管理をしています。

薬局から上がってきた薬を飲みやすいように仕分ける作業や服薬介助なども看護師が行います。

入居・退居前のカンファレンス

医師や職種を交えて入退所前のカンファレンスも行っています。

看護師としての視点で入居者様に必要なケアや処置などを多職種に共有できるよう努めます。

様々な処置

看護師が行う処置は以下を参考にしてください。

  • 経管栄養の管理
  • 褥瘡処置
  • 浣腸や摘便
  • インスリン
  • 痰の吸引
  • 酸素投与
  • 尿道カテーテルの管理
  • ストーマ管理
  • 点滴
  • 看取り

老健は高齢者施設ですが、療養病棟のようなイメージです。

そのため、点滴や酸素といった医療行為も多いです。

老健の看護師の夜勤はどんな感じ?

老健は二交代のため夜勤時間はだいたい15時間前後です。

筆者が勤務していた老健では16時から翌日9時までの勤務でした。

夜勤中に行うルーティーン業務は以下です。

  • 夕と翌朝の食事介助(18時と7時半)
  • 排泄ケア(19・3・5時)
  • 見回り(20・0・2・6時)
  • 服薬介助(夕・眠前・翌朝)

この他に入居者様のナースコール対応や体調の急変など緊急時の対応も夜勤職員の仕事の一つです。

施設によっては夜間の手が空いている時間に記録を書いたり、担当入居者のケアプランや個別ケアの見直しやカルテ整理など行います。

また季節の行事などの準備を行うこともあります。

ちなみに筆者が勤務していた老健では仮眠時間は2時間ありました。

夜勤帯も意外と仕事が多く、しんどかった記憶しかありません^^;

まとめ

今回は「老健の看護師がしんどい・きついと言われる理由は?仕事内容や夜勤についても解説」についてお伝えしました。

  • 老健看護師がきつい・しんどいと言われる理由
  • 老健看護師の仕事内容
  • 老健看護師の夜勤
  • 老健看護師の精神的な負担とは

老健は病院の延長といったイメージで医療行為も多い上に、介護業務にも携わなければいけないため体力的にハードです。

特養と比べると、医師がいるため何かあれば相談し判断を委ねることができるので心強い部分はあります。

高齢者施設で働きたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

愛犬チワワとSnowManが大好きな主婦^^
新しい生き方を求めてブログを始めました。
おうち時間を満喫しながら興味のあることや気になることを書いていきます。

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