チワワは世界一小さな犬種として知られ、日本でも人気のある犬種です。
小さい身体にうるうるお目目の愛らしいお顔をみると、守ってあげたくなりますよね。
繊細で甘えん坊なイメージのあるチワワですが、意外とマイペースな性格でお留守番も得意なんですよ。
チワワを飼い始めて15年のわたしが、チワワをお留守番させるときのポイントを愛犬の経験をもとに解説していきます。
- 放し飼いでお留守番させるメリット・デメリット
- リビングで落ち着いて過ごせる場所
- お留守番中のトイレについて
- お留守番中のエアコンについて
チワワのお留守番は放し飼いでも大丈夫?
チワワにお留守番させるときは、放し飼いでもまったく問題ありません。
我が家の愛犬も飼い主が仕事などで出かけている間は、放し飼いでお留守番をしてもらっています。
平均的なお留守番の時間は8~10時間前後といったところですが、特にトラブルなく過ごせています。
犬はお留守番中は何をしているの?
愛犬がお留守番中にどんな行動をしているのか気になりますよね。
うちの犬の場合は、おそらく好きな場所で寝ています(笑)
ほとんどの場合、飼い主さんがいるときと同じような行動をしているのではないかと思います。
朝ごはん→少し遊ぶ→お昼寝→場所を移動→お昼寝→トイレ→お昼寝
うちの犬はおそらくこんな感じの過ごし方ではないかと思います。
ペットはお昼寝が仕事だからね
お留守番中の愛犬の様子が気になる方は、ペットカメラなどを取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
お留守番のときに放し飼いにするメリット
お留守番中に放し飼いにしたときのメリットは以下の2つです。
- 部屋にケージを置かなくてもいい
- 犬が好きな場所で過ごすことができる
順番に解説していきますね。
わたしが思ういちばんのメリットは、部屋にケージを置かなくてもいいという点です。
広いリビングなら犬用のケージを置いても、さほど圧迫感はないかもしれませんが、アパートやワンルームマンションだとケージがあると少し狭く感じるかもしれません。
しかし、子犬の時期は寝ている時間も長く、トイレなどの失敗も多いためケージでのお留守番が良いとされています。
我が家の愛犬も2歳まではケージの中でお留守番をしていました。
当時はアパートで暮らしていたため8畳ほどのリビングにケージを置いていたので部屋がとても狭く窮屈でした。
2歳になり先住犬と仲もよかったので、ケージから放し飼いへ変更しました。
放し飼いにすることで、犬は自由に移動できるようになるので、お留守番中も好きな場所で過ごすことができます。
ケージの中だと行動範囲が制限されてストレスに感じる犬も多いです。
お留守番のときに放し飼いにするデメリット
お留守番中に放し飼いにいたときのデメリットは以下の2つです。
- トイレに失敗したら部屋が汚れる
- ソファやおもちゃなどでケガをするかもしれない
- 不慮の事故が起きる可能性もある
トイレのしつけが出来ていないと、放し飼いでお留守番をしているときにトイレの失敗をするかもしれません。
トイレの失敗をされるのがイヤな方は、ペット用のおむつやマナーベルトなどを取り入れてみてください。
また、放し飼いだと部屋の中を自由に移動できるため、ソファに上がったり、おもちゃで遊んでいるときにケガや事故が起きる可能性もあります。
こたつの上に置いていたプリンのカップを犬が見つけて舐めていたところ、カップから口が抜けなくなって窒息していた。という事例もあります。
飼い主の不注意で愛犬が事故に合うのは悲しいですよね。
お留守番中は、犬が届く場所に事故につながるようなものを置かないように気を付けましょう。
放し飼いでチワワをお留守番させるときリビングの居場所はどこが最適?
我が家は、リビングの一角にベッドを置いて愛犬用のスペースを作っています。
愛犬がくつろぎたいときは、その場所に移動して毛布に潜ってお昼寝をしています。
犬は本来群れで行動する性質があるため、飼い主のそばで過ごすことが大好きですが、常に人の目があると落ち着くことができません。
犬にとって理想的な空間は「家族の気配を感じることができて、視線が遮られる場所」であると考えます。
- リビングやダイニングのテーブルやソファから離れた場所
- 部屋の壁際を確保
- ベッドやクッションなど、くつろげるグッズを何個か用意
- ドーム型のハウスは、飼い主の近くに置く
ドーム型のハウスを置いている理由は、犬の習性のひとつに「敵から身を守るために狭くて暗いところに身を隠す」というものがあります。
うちの愛犬も狭くて暗い場所が落ち着くみたいです。
普段から落ち着く場所であると同時に、雷などの音に驚いたときなどの避難場所のひとつとしてドーム型のハウスを置いています。
ドーム型のハウスの代わりにクレートでも大丈夫ですよ
放し飼いでチワワをお留守番させるときのトイレはどうする?
- 普段からトイレの場所を決めておく
- シートはきれいなものに取り換えておく
- マナーベルトやおむつを使用する
- トイレに失敗しても怒らない
犬を放し飼いでお留守番させるときに気になるのがトイレのことだと思います。
我が家では、普段からトイレの場所を決めているので、お留守番中もトイレの失敗はありません。
だだ、おしっこがシートからはみ出すことはよくあることなので、ペット用の防水シートの上にシートを2枚敷いて対応しています。
ちなみに犬用のトイレは汚れたときに洗うのが面倒だったので、今は汚れたら洗濯して使える防水シートを使っています。
防水シートは3COINSで買いました
ペットシートは出かけるときに汚れていたら必ずきれいなシートに取り換えておきます。
犬もきれいなシートの上で用を足したいと思いますし、汚れたシートを長時間そのままにしておくと臭いの原因にもなります。
わたしのおすすめはユニ・チャームのデオシートです。
格安のペットシートより少し高いですが、吸水力が抜群でおしっこのにおいも気になりません。
でもやっぱりトイレが心配という方は、犬用のおむつやマナーベルトを使用してみましょう。
オス犬の場合、マーキングをする可能性もありますので、普段からマナーベルトに慣れておくといいですね。
うちの先住犬もマーキングをする子だったので、夜間とお留守番のときにはマナーベルトをつけていました。
いちばん大事なことは、お留守番中にトイレに失敗していても叱らないことです。
飼い主さんが帰ってきて喜んでいる犬に怒っても、犬は「なんで飼い主さんは怒っているの?」と戸惑ってしまいます。
犬がトイレに失敗しないように工夫をしてあげることが大切ですね。
放し飼いでチワワをお留守番させるときのエアコンはどうする?
飼い主がエアコンが必要な気温だと感じたら、犬も同じだと思いますので、お留守番中もエアコンはつけっぱなしです。
犬は体が被毛で覆われているため鼻と肉球からしか汗をかくことができないため体温調整が苦手です。
犬が快適に過ごしやすい気温は20℃前後、湿度は50%前後だと言われていますので、各家庭の住環境にもよりますが、室内が18~25度になるようにエアコンの温度を調整してあげてください。
万が一、犬の足がリモコンに当たってしまいエアコンを停止させたり冷房から暖房に変わってしまうことがあるかもしれません。
リモコンは犬の手の届かないところに置きましょう。
また、雷などが原因で停電になったときは、エアコンは止まったままになりますので注意が必要です。
スマホのアプリでエアコンの確認と操作が出来るようにしておくと便利です。
まとめ
チワワのお留守番について解説しました。
- チワワのお留守番は放し飼いでも大丈夫
- 放し飼いでのお留守番は犬が好きな場所で自由に過ごせるが、トイレの失敗や事故が起きる可能性もある
- リビングに犬がくつろげる居場所を作ってあげる
- トイレの場所は普段からきめておく。不安な時はマナーベルトやおむつを使用する
- お留守番のときもエアコンはつけっぱなし
チワワは環境への順応性も高いため、放し飼いでのお留守番も問題なく上手にできます。
飼い主さんが放し飼いをすることのメリット・デメリットをしっかり理解したうえで、愛犬がくつろげる居場所を作ってあげることができれば、お留守番中も安心して過ごすことができますね。
この記事がみなさんのかわいい愛犬のお役に立てますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました。